幸せを感じたり、人と対等に付き合っていくためには自尊心が必要です。英語でセルフエスティームと呼ばれる、この感覚を無意識の中に持っていないと物事がうまく進みずらく、いつもモヤモヤとした気持ちを抱えてしまうことにつながります。

自己評価、自己肯定感とも言い換えることができる自尊心。

とても大切なのですが、健全な自尊心を持っている人は意外に少なく、「私なんて・・」「どうせ無理・・」といった人が実に多いのは現代の特徴。セルフイメージが低いのです。

どうして、自信を持てないのか?

根本的な問題として、幼児期に親から“無条件の愛”を受けていない、ということが上げられます。
“無条件の愛”とは、ありのままの自分を受け入れてもらうこと。何かを得たからとか、何かができたからではなく、何も持ち得ない、ただ人としてあるがままの姿、あり様をそのまま受け入れ、愛された記憶が潜在意識に残されることで「自分は大丈夫だ」という自信を創り出します。

存在そのものに対する受容が、その存在に対して肯定的なセルフイメージを与え、プラスのイメージが潜在意識に蓄積されるのです。

“無条件の愛”は幼少期に親によって与えられることが一般的ですが親に代わる誰かによって与えられることもあります。

自己肯定感が高いと、はポジティブな考え方ができ、積極的な行動をとることができます。コミュニケーション能力も高まるのです。少しの失敗でくじけることがなく、常に喜びを感じながら生きていくことができます。

反対に、自己肯定感が低いと、構えてしまって自分を素直に出すことができず、コミュニケーションも人間関係も難しくなります。常に失敗しないかどうかびくびくし、躓いたらなかなか立ち上がることができません。悪循環を生み、ストレスを溜めこんでいくことに・・。

ちなみに、プライドが高い=自尊心が高い
ではありません。この逆で、自尊心が低いからプライドが高いのです。

自尊心の低さ、自己肯定感の低さは、ストレス要因となり、心の障害の元になります。常にモヤモヤとした感情や怒り、罪悪感を抱えてしまうのです。

“無条件の愛”を受けていなくても、自尊心を手に入れられるのか?

幼少期に手に入れるような形では不可能かもしれませんが、大人になって出会う愛情が、新たな自尊心の元になる場合もあります。また、自尊心を高めるトレーニングもありますので、自分で努力していくことは可能です。

■自尊心チェック

以下の質問で、5つ以上○がついたら要注意です。

□他人から嫌な仕事を無理矢理押しつけられても、引き受けてしまう
□人間関係で言いたいことを飲み込んでしまう
□いつも誰かの意見に「イエス」ばかり言っていて、自分の意見を言わない
□相手が何か言うと、自分の思っていることはダメだと思ってしまう
□相手が怒っていると、自分が悪かったのかと思い自分を責めてしまう
□本当にやりたいことを表現できない
□行動するときに「私なんて」と思って躊躇してしまう
□相手に何かを言われるとカッとして感情的になる・感情をぶつけてしまう
□フラストレーションがたまって、感情爆発を起こして人間関係を破壊することがある
□「本当は◎◎だった」と、後から我慢していることに気づく
□自分のことを考える時間がない、好きなことが分からない
□相手が素晴らしい人間に見えて、自分はちっぽけだと感じる
□誰かを見て、常に自分と比較し、自分にダメ出ししている
□自分が同意できないことも同意してしまい、後から爆発する
□なぜやってくれないの?という感じることが多い
□相手に対しての不満を、感情や機嫌で表現してしまう
□相手が発する不満や不機嫌に左右されてしまう
□お願いする・されるというパターンが全く無い
□自分の意見と相手の意見が食い違うと、怖くて仕方がない

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